【初期導入】サーバーメールをGmailで受信する方法(MXレコードの設定)

初期導入

Google Workspaceを作成したときに、ドメインを使った専用のメールアドレスを登録します。こうすることで、Gmail以外のサーバーメールアドレスでGmailにログインすることができます。

ただし、この状態でできるのはログインまでで、メールの確認をすることはできません。

サーバーメールでGmailにアクセスしたときにメールを確認できるようにするには別途設定が必要です。


Google Workspaceのメール送受信の設定方法
  • MXレコードを追加する
  • 既存のMXレコードがある場合は削除する
  • 数時間~24時間(最長72時間)後に反映完了となる



MXレコード変更時の注意点

MXレコードを変更するとメールサーバーが、Google Workspaceのメールサーバーに変更となります。

このため、既存のメールサーバーのWEBメールでは送受信ができなくなります

また、既存のメールサーバーでSMTPやIMAP, POPを設定している場合も送受信ができなくなります


ただし、MXレコードを変更しないとWorkspaceのアカウントでログインした後にGmailで送受信することができません。

解決策

MXレコードをGoogle Workspaceのものに変更します。GmailでSMTPとIMAPを有効にして、他のメールサーバーで受信したい場合はその設定をします。

※Google workspaceはアカウントを会社に紐づけることで、メールの送受信などを会社側で管理できるようにする仕組みです。会社が対象のアカウントを削除すれば、そのアカウントではメールの閲覧をできなくすることができます。




メールを受信できるようにする方法

MXレコードを追加する

Gmailでメールを受信できるようにするためには、ドメインを管理しているサーバーでMXレコードに以下のように設定する必要があります。

SMTP.GOOGLE.COM

ホスト名TYPE/種別TTLVALUE/内容優先度
空白または @MX3600smtp.google.com1

上記は2023年以降にGoogle Workspaceを導入する場合です。


変更後すぐに設定が反映されるわけではなく、設定が完全に反映されるまで数時間から24時間ほどかかります(最大72時間程度)





(参考リンク)各ドメインサービス毎の設定方法

お名前.com: 【ドメイン】Google Workspace(旧G Suite)のご利用手順
Xserver: Google Workspace(旧G Suite)をお使いいただく場合


注意点

2023年より前のGoogle Workspaceでは「ASPMX.L.GOOGLE.COM」を設定する必要があります。

Google Workspace公式:Google Workspace の MX レコードの値





他のMXレコードを全て削除する

Google WorkspaceのMXレコードを追加した場合は、元々設定されているデフォルトのMXレコードを含め、他のMXレコードを削除する必要があります。


例えば、以下のようなレコードを削除します。



Gmailで確認する

通常、変更するとすぐに、メールの送受信ができるようになります。

もし届かない場合は数時間~48時間ほど待機してから再確認します。



実例

既にMXレコードが設定されている場合は削除します。


 ↓


先に削除する理由

※既存のMXレコードがある場合、TTLが変更できないことがあるため。


DNSレコードを追加をクリックして、必要情報を入力します。


 ↓

※ホスト名を指定しない(空欄や@マーク)にすると、デフォルトのドメイン名が表示されることがあります。




MXレコードとは何か?(複数のメールサーバーがある場合)

MXレコードは、Mail eXchanger recordの略で、インターネット上でメールを送受信する際に、どのメールサーバーにメールを送るかを指定するためのDNSレコードの一種です。

複数のメールサーバーがある場合、MXレコードの優先度を設定することで、どのメールサーバーに最初にメールを送るかを指定できます。



MXレコードを変更してもWEBメールは届きますか?

MXレコードを変更すると、WEBメールにメールが届かなくなります

MXレコードを変更するとメールサーバーが切り替わるためです。

元に戻したいときは、Google workspaceのMXレコードを削除して、再度デフォルトのMXレコードを登録します。

反映までに時間がかかります。正しく変更されたかどうかは定期的にメールの送受信を行うことで確認できます。


TTLとは何か?

TTLとは「Time To Live」の略で、DNSサーバーが一度取得したDNSレコードを、一定時間キャッシュ(記憶)する有効期限です。

DNSレコードとは、例えば、あるドメイン名がどのIPアドレスに対応するかといった情報のことです。

キャッシュの有効期限がTTLで設定されており、TTLの時間が経過すると、DNSサーバーは再度DNSレコードを問い合わせに行きます。


TTL 3600とは何か?

DNSレコードの Time To Live(生存時間)が 3600秒(1時間) であることを意味します。

多くの場合、TTL 3600が設定されるのは、以下の理由からです。

  • DNSサーバーへの負荷を軽減する
    頻繁にDNSレコードが変更されるわけではないため、1時間のキャッシュ期間でも十分に対応可能。
  • DNSレコードの変更がすぐに反映される必要がない
    ウェブサイトのコンテンツなどは、頻繁に変更されるものではないため、1時間程度の遅延は問題にならない。

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